最近、「円安」「インフレ」「ウクライナ危機」など様々なニュースが聞かれ、お金に対する不安はますます増えています。
この記事を読んでいる方は、投資について始めたいと思っている方、もうすでに始めているけど、投資のモチベーションが揺らいでいる方ではないでしょうか。
将来のために投資を始めたいんだけど…
このまま投資していて大丈夫かな…
この記事ではロバート・キヨサキ氏の有名な書籍「金持ち父さん貧乏父さん」から考察する投資をする上で知っておいた方がよい心構えについて解説していきます。
この記事を読むことによって、なぜ投資をするのかという原点の疑問について考えることができ、投資を続けるモチベーションを保つことができます。
ではいってみましょう!
「金持ち父さん貧乏父さん」ってどんな本?著者ロバート・キヨサキってどんな人?

このタイトルの本をテレビや、電車の広告などで目にしたことのある方は多いと思います。
著者のロバート・キヨサキ氏について
この著者ロバート・キヨサキ氏はWikipediaによると、次のように紹介されています。
アメリカ合衆国の投資家・実業家・作家・モチベーショナル・スピーカー・金融リテラシー活動家。
1997年に著書『金持ち父さん 貧乏父さん』を執筆。『金持ち父さん 貧乏父さん』は全世界で51カ国語に翻訳され、109カ国で紹介されている。『金持ち父さん』シリーズは、日本で累計300万部、全世界では累計2800万部を突破した。(2008年11月現在)多くの経営者、ビジネスマンからの評価も高く、若い内に読んでおいた方が良い書籍として推薦されている。
ロバート・キヨサキ – Wikipediaより引用
金持ち父さん貧乏父さんは世界中の多くの人に読まれ、多くの賛同を得ている本だということがわかります。
金持ち父さん貧乏父さんという本
アメリカで育った彼は、教育家である実の父と、会社経営などを行っていた、いわゆる資本家である友人の父の間で、お金を稼ぐことについてそれぞれの全く違う考え方を、身近で感じながら成長していきました。
実の父(貧乏父さん)と友人の父(金持ち父さん)の間で、本当にお金持ちになるための考え方を学んできた経験を、書籍の中で私たちに教えてくれています。
- 金持ち父さん貧乏父さんは全世界2800万部、109カ国で読まれている
- 著者は、少年期に貧乏父さん(実の父)と金持ち父さん(友人の父)の間でお金に関する考え方の違いを学ぶ
投資の必要性、そのヒントが金持ち父さん貧乏父さんの中にある

著書から少し離れますが、冒頭の”なぜ投資が必要なのか”について、少し持論を紹介します。
老後2000万円問題など、お金に対する不安は言い始めたらキリがありませんが、そういった中でも経済的自由(お金に対する不安が全くない)を手に入れている人もいます。
そういった人が何をしてきたか、人によって手法は様々ですが、誰でもできる方法の一つが”投資”であると考えています。
投資の目的は、”毎月数万円のキャッシュフローを得て、経済的自由に近づきたい”や、”老後の資金を貯めたい”など、人によって様々です。
しかし、投資をする上で考えておかなければならない心構えは、共通であり、そのヒントが金持ち父さん貧乏父さんの中にあると思います。
金持ち父さんが、若かりし著者に教えた心構えは、多くの日本人が持ち合わせていない心構えで、お金を稼ぐことへの考え方を考え直す機会を与えてくれています。
金持ち父さん貧乏父さんの教えは、日本人のお金を稼ぐことへの考え方を考え直す機会を与えてくれる。
金持ち父さん貧乏父さんから学ぶ2つの大切なこと

本書から学ぶ大事な点は次の2つです。
- 負債を買わずに資産を買うこと
- 金持ちは頭を使って税金を安くする
本書に以下のような言葉がでてきます。
多くの人が、得た給料から家賃や毎月の支払をすませるというラットレースをしている
「金持ち父さん 貧乏父さん」より引用
人は恐怖や欲望に駆り立てられ、働き続け、たとえお金を多くもらえるようになっても支出が増えるだけで、パターンそのものは変わらない。つまり、お金を多くもらえるようになっても問題は解決しないと説いています。
これではお金に対する不安を解消できず、負の連鎖を引き起こしてしまい、いつまでもその人の生活は変わらないと教えます。
負債を買わずに資産を買うこと
著者は書籍の中で、
“豊かになるためにしていると思ってやっていることは、本当は自分を苦しめている”
と説いています。
多くの人が豊かになるためにと勘違いしてしまうこととして、
- 恐怖にかられて安定した仕事に就くこと
- 家や車を資産と思って買うこと
といったことを挙げています。
これがどういうことなのかというと、著者は次のように説明しています。
安定した仕事に就くということは、会社の所有者のために必死になって働き、他人を豊かにするために働いている、ということである。
家や車を買うということは、資産を買っていると思っていても、毎月のローン返済に追われ、ローンの返済のために働く、いわば負債を買っていることと同じ。
「金持ち父さん 貧乏父さん」より引用
少し乱暴な言い方に聞こえるかもしれませんが、確かに会社で働き続けて年収が上がったとしても、より贅沢な生活を送りたいと思うようになり、高価な車や家を買うことになると、その返済のために働くことになりかねません。
著者は”ラットレース”から抜け出すために、負債を知らず知らずのうちに抱え込むのではなく、資産を買うことを勧めています。
では著者のいう資産とはなんでしょうか。それは、ビジネス、株、不動産、債券、著書などを執筆した印税や著作権など収益を得ることができるもの
いわば、キャッシュフローを作ってくれるものと説明しています。
自分が働くところとは別のところで、お金が働いてくれる仕組みを作ることが重要であり、資産を買うことで、資産は時間が経つにつれて雪だるま式に増えていき、自分を豊かにしてくれると説いています。
- 負債を買うのではなく、資産を買うこと
- 資産とは、ビジネス、株、不動産、債券、著書などを執筆した印税や著作権など収益を得ることができるもの
金持ちは頭を使って税金を安くする
著書によると、アメリカやイギリスではその昔、税金という制度はなかったそうです。戦争などの時に国民から税金を徴収することはあったものの、今の所得税などができたのは1870年代頃からだそうです。
元々はお金持ちから税金を徴収し、貧しい人たちを助ける制度であり、多くの中流階級以下の人たちに支持されて制定されました。
ただその範囲がだんだんと大きくなり、今では賛成票を投じていた中流階級以下の人たちまで税金を納めることが当たり前となっていきました。
ただし、お金持ちはその頭を使って、税金をなるべく支払わなくてもよい方法を考え、多くの資産を築いてきました。
ここだけきくと悪いことをしているようですが、そうではなく、税金を多く支払わなくてもよくなるように制度を使うことで、自分の資産を守ることができるということです。
いまではみんなが納めることが当たり前の税金ですが、納めることが当たり前という考え方が広く根付いてしまっていることが問題であり
(税金を滞納することなどを擁護していたり、税金を納めるなと言っているわけではありません)、
自分の資産を守るために税金を安く済ませる努力をしないでしまっていると、著者は述べています。
自分の資産を守るために、税金を安くできる制度は最大限活用する。
まとめ

今回の話で大事な点は、”知らず知らずのうちに負債が多くなり、お金を外に出す仕組みを作っていないか”ということだと思います。
投資をしてきていない人は、どうしてもこういった仕組みに陥ってしまっていると思います。これから投資をしようと思っている人は、この状況に早く気付き、変えるように努力していくことが経済的自由をつかむために重要だと思います。
投資はその一つの方法であり、誰でもできる方法です。自ら学び、金融リテラシーを高め、自分で納得して進めることが今後後悔することなく、投資をする上で重要です。
ここまで金持ち父さん貧乏父さんから学ぶ2つの大切なことを説明してきましたが、著者は経済的自由を手に入れるために、資産を買ってキャッシュフローを作ること、税金を安く済ませるための努力をすること、2つが大事であると解説しました。
昨今、SNSなどで投資について見聞きする機会が増え、つみたてNISAを始めたい!米国株投資を始めたい!と投資を始めようと考えている人が増えています。(私もそういう中の一人でした)
投資を始めようと思っている時点で、そうではない人に比べて金融リテラシーは比べ物にならないくらい高いと思います。
ただもう一歩、金融リテラシーを高めるために、これまでの行動や考え方に問題があったということに気付き、考え方を柔軟に変えることも必要であると思っています。
そのことが、より良い投資ライフを送ることにつながるでしょう。FIREを目指している方も、そうでない方も、投資で爆益をあげたいと思っている方も、地道にコツコツと資産を築いていきたいと思っている方も、自分の支出を見直し(負債を買っていることになっていないか)控除できる税金について勉強する(使える制度は有効に使って資産を守る)ことが、早くお金持ちになる近道だと思います。
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優先的に始めるべき投資についてわかりやすく説明しています。

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