投資情報

【2022年最新】米国高配当ETF投資って?メリット・デメリットと始め方について解説

株って買ったときよりも、価値が上がることで儲かるイメージがありませんか?

またもらえる配当金は雀の涙…みたいなイメージありませんか?

私は投資を始める前はそんなイメージを抱いていました。

ところが、企業にとって配当金は株主に利益を還元するとても大事なものであり、株を保有して株主になるからには配当金を受け取ることが大前提です。

もちろん株を購入する際には”配当金がどの程度支払われるか”はとても大事な判断材料です。

わかし

配当金は企業の業績や企業の考え方によって、配当金の出し方が全然違います。

この記事では、そんな配当金をもらうことをメインの目的に据えた投資法について解説します。

それも日本株ではなく、米国株です。なぜ米国株なのか。それについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の結論
  • 米国株は連続増配株が多い、市場全体のパフォーマンスが高い
  • 高配当株に投資をするには財務諸表を読み解く力が必要
  • 個別銘柄を選定するのは初心者にはハードルが高いので高配当ETFがおすすめ
  • 高配当ETF投資のメリット5つ解説
  • 高配当ETF投資のデメリット3つ解説
  • 高配当ETFに投資するならSBI証券がおすすめ

わかし

ではいってみましょう!

高配当株って何?なんで米国株?

まず高配当株とは何か、なぜ米国の高配当株がおすすめなのか。その理由について解説していきます。

配当利回りの高い企業

高配当株とは、その名の通り配当を多く出してくれる企業の株のことを言います。

企業が出す配当が多いか、少ないかは、株価当たりの配当金額(=配当利回り)の高さを見て判断します。

一般に配当利回り3%前後より上のものを高配当株と呼んでいます。

高配当株投資とは、この配当利回りの高い銘柄を選んで投資することで、配当収益(インカムゲイン)を得ることを目的にした投資です。

もちろん通常の株と同じで、企業の業績などによって株価や配当金は変動します。

米国には50年以上連続増配株が多い

ではなぜ米国の高配当株がおすすめなのでしょうか。

米国は企業に対する投資家の評価が厳しい傾向があり、減配(前年の配当金を下方修正すること)してしまうと企業の信頼が低下してしまうリスクが高いのです。

そのため企業はその企業努力で、不景気のなかでもなんとか減配を免れようと必死で増配を繰り返してきました。

その結果、50年以上減配をしたことがない=連続増配株が多く存在します。

日本の企業ではせいぜい25年が最高といったところなので、米国企業のすごさが分かると思います。

またそういった企業は老舗の企業が多く、株価も比較的安定しているため、株価の変動が少なく、安定したキャッシュフローを作ることができることもメリットの一つです。

米国市場のパフォーマンスが他国を凌ぐ

米国はここ2,30年世界の経済のトップでした。この間、米国の上位500社をまとめた指数のS&P500は、全世界株の指数をアウトパフォームしていました。また市場規模を見ても世界最大です。

S&P500とACWI(オールカントリーワールドインデックス)の比較(2008年以降)
出典:Tradingview

GDPの値では中国などに数年~十数年で追い抜かされる可能性はありますが、依然米国の市場は強く、高配当株も米国全体の指数に連動して上昇が期待できることから、インカムゲインだけでなく、キャピタルゲインでの利益も見込めることが最大の魅力です。

  • 「配当利回り」の高い株を高配当株とよぶ
  • 米国は50年以上増配という信頼性の高い企業が多い
  • 米国は世界の経済の中心。米国企業の成長が著しい

高配当株の見分け方

では高配当株はどのようにして選べばいいでしょうか。

配当利回りをみることはもちろんのこと、各企業の健康診断書ともいえる財務諸表を通じて、企業の業績や、今後の成長性や安定性を読み取ることがとても大事です。

今回はその方法の一部を解説します。

配当利回りだけを見て選んではダメ

友人

配当利回りが高い企業の株を買っておけばいいんでしょ?

わかし

その考えは危険だよ!

配当利回りをみて、高配当の企業に投資をすればよいかと言われれば、そうではありません。

高配当株を見分ける際に、配当利回りだけを見ていてはいけないのです。その理由は、次の通りです。

  • 配当を出しすぎてしまう企業もある
  • 配当が良くても業績が悪ければ安定した配当が出せない

企業が収益に対して配当をどの程度出す傾向があるかを見るためには、配当性向と呼ばれる値を確認します。

配当性向が高い企業ほど、配当をよく出していると言えますが、高すぎると収益に見合わない配当を出していると言えます。

一般に配当は企業の収益を還元する目的で行われます。企業に出資をしてくれた株主に対し、その見返りを払う目的があります。

しかし企業の中には利益がそれほどあがっていないにも関わらず、配当を多く出しすぎてしまっている企業もあります。主な理由としては、配当を多く出すことで多くの投資家を集めて資金を集めようとしているなどが考えられます。

そういった企業の配当水準は長続きしないことは目に見えています。

また売上などの業績についても、上がったり下がったりを繰り返しているような企業は、増配を続けるのは難しいです。

高配当株投資では減配リスクが高い銘柄は避けることが賢明です。

企業の大事な指標、一株当たり利益・配当性向・営業キャッシュフロー

この3つの指標は企業の配当を評価するうえでとても大切な指標です。

一株当たり利益(EPS)は利益全体を株式発行数で割ったものであり、企業の利益がしっかり出ているかという指標になります。

これが右肩上がりで成長できている企業は配当を増配しやすい傾向にあります。

配当性向は一株当たり利益に対する一株当たりの配当金の割合のことで、企業が利益をどの程度配当に回しているか=株主への還元をする姿勢があるかという評価になります。

また配当性向が高すぎる銘柄は株主の言いなりになっているか、株主の目を気にしすぎていることが考えられ、その後の減配のリスクが高まります。

営業キャッシュフローとは企業の営業によってどのくらいの現金が出たり入ったりしているかという指標で、企業に多くの現金が入ってきている状態であれば、減配のリスクは低くなります。

財務諸表を読み解くのは初心者には難しい…ならばETFで

ここまで、企業の指標について解説しましたが、初心者が一つ一つの企業の財務諸表を確認して(実際には紹介した3つ以外の指標も大事です)、銘柄を選んでいくのはハードルが高いです。

そこでおすすめしたいのが、高配当ETFです。

米国の高配当ETFは低い経費率で、高配当株に分散投資ができる優れものです。このETFに投資をしているだけで、分散してリスクを下げつつ、高い分配金(ETFの場合は配当のことを分配金と呼びます)が得られます。

ETFで投資をする場合、ある程度個別株の企業分析を行わずとも、いくつもの企業の詰め合わせを買うことで、いろんなセクターの企業に投資ができ、特定のセクターの暴落を回避できます。

先に高配当ETFのそれぞれの特性を勉強して、投資を始め、個別株への投資をシフトさせていく方が初心者には始めやすいのでおすすめです。

米国の高配当ETFは総じて手数料が安いため、個別株でなくともETFだけで運用していくのもオススメです。

ETFで高配当投資を行うメリット

ETFで高配当株投資を行うメリットは次の通りです。

ETFで高配当投資を行うメリット
  • 個別企業の不祥事や倒産などのリスクが低減される
  • 広いセクターに跨って投資することで、景気の動きに強くなる
  • ボラティリティ(株価の変動)が低くなる
  • 銘柄選定に時間を費やす必要がない
  • 自分で手を加えずとも最適な銘柄に入れ替えを行ってくれる

個別企業の不祥事や倒産などのリスクが低減される

個別銘柄に投資していた場合、企業の中で起きた不祥事や倒産などのアクシデントは株価に大きく影響しますが、ETFで保有していた場合、個別企業の不祥事や倒産のアクシデントは保有割合が低いほど、ETFの株価に影響が出にくくなります。(全くでないわけではありません。)

広いセクターに跨って投資することで、景気の動きに強くなる

米国ETFには米国の様々なセクターの企業の株が含まれます。米国企業にはGICS業種分類という分類があり、11種類のセクターに分けられています。

ETFにはこれらの11業種の企業がバランスよく含まれています。(銘柄によって割合が違います。)

また景気は回復期→好況期→後退期→不況期の4つの時期を循環していると言われています。

この景気の循環に合わせて、各セクターのパフォーマンスが移り変わるという考え方があり、セクターローテーションと呼ばれています。

一つのセクターの株を集中して持っていると、この景気の循環によってパフォーマンスが長く悪い状態が続くという可能性があります。

セクターに跨って投資をすることで、景気の循環に左右されないポートフォリオを作ることができるのです。

ボラティリティ(株価の変動)が低くなる

個別銘柄を多く含むETFは一般にボラティリティ(株価の変動)が抑えられます。

複数の銘柄をまとめると、利益については平均化されて最大化できないものの、損失についても平均化されることで、大きな損失を被ることが少なくなります

これは株価が安定しているといえるので、インカムゲインを求める高配当投資ではメリットとなります。

銘柄選定に時間を費やす必要がない

一つ一つの銘柄について、財務諸表の中身まで確認して選定するのには、それなりの時間と労力が必要です。

また決算の時期になれば、業績が堅調に推移しているかについても気を配らなければなりません。

しかしETFは、どんな指数に連動しているか、セクターの割合はどうか等をみて、銘柄選びをする必要がありますが、そもそも高配当ETFの種類がそれほど多いわけではないので、銘柄選びにかかる時間は個別銘柄に比べて短いといえます。

また保有後は運用報告書として年に数回配当実績等を確認する程度でよいことも、ETF投資の手軽さです。

自分で手を加えずとも最適な銘柄に入れ替えを行ってくれる

高配当ETFが連動する指数はその指数を運営している会社が、定期的に入れ替えを行っています。

有名なS&P500も米国の優良な500社を選んだものを指数化したものです。この指数はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスという会社が算出・公表しています。

このようにETF(うちインデックスファンド)はこれらの指数に連動しているため、銘柄が最適な状態に定期的に入れ替わってくれています。

ETFで高配当投資を行うデメリット

ではデメリットはどんなことがあるでしょうか。

ETFで高配当投資を行うデメリット
  • 株価上昇や配当利回りが平均化されてしまう
  • 信託報酬などの運用コストがある
  • ディフェンシブ銘柄の割合が多いためキャピタルゲインは狙いにくい

株価上昇や配当利回りが平均化されてしまう

複数の個別銘柄が含まれるのはリスクを分散させるという意味ではメリットでしたが、リターンが平均化されてしまうことで、最大リターンをとにくくなるのがデメリットと言えます。

また配当利回りも高利回りの銘柄と、高配当銘柄の中でも低利回りの銘柄が含まれ、利回りも平均化されてしまいます。利回りとしては3%~4%が相場となっています。

信託報酬などの運用コストがある

ETFや投資信託は、どうしても運用を運用会社に任せるため、運用コストがかかってきます。

しかし米国の高配当ETFは経費率0.06%~0.08%が相場と、国内籍投資信託に比べ格安となっています。

この経費率の安さが、高配当ETF投資が人気の理由となっていると言っても過言ではありません。

ディフェンシブ銘柄の割合が多いためキャピタルゲインは狙いにくい

米国の企業の中で、配当金を多く支払う傾向が強いのは生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブ銘柄と呼ばれる銘柄になります。

ここ数年で一番リターンのよかったテクノロジー(情報技術)などは配当金が少ない傾向があります。配当金を支払うよりも、設備投資や事業拡大にお金を回し、自社の株価が上がることで株主に還元しようとしているのです。

株価が上昇しやすい銘柄がETFの中に入りにくいのが、高配当ETFのデメリットと言えます。しかし今後米国は景気後退が来ると言われており、今後パフォーマンスの良くなるセクターがこれまで通りとはならないと思われることや、逆にディフェンシブ銘柄の方に投資妙味があると考えることもできます。

高配当ETFに投資するには?

では米国高配当ETFに投資をする方法を具体的に説明していきます。

各証券会社の海外株式口座で買付

米国ETFは米国個別株と同様に、証券会社の海外株式口座で買付をすることができます。

単位は1株単位で買うことができます。

また購入時に円貨決済(円を入金しておいて、株購入時に証券会社にドルへの交換をしてもらう)か外貨決済(予めドルを購入して証券会社に入金しておき、その外貨で決済する)を選ぶことができます。

買付は指値注文成行注文で行うことができます。

SBI証券の外貨積立×定期自動買付が超便利!

米国高配当ETFを買付するのに最もおすすめなのは、住信SBIネット銀行の外貨積立×SBI証券の米国株定期自動買付の組み合わせです。

こちらの組み合わせを使うメリットは次の通りです。

住信SBIネット銀行×SBI証券を使うメリット
  • 為替手数料最安でドルが購入できる
  • SBI証券へのドル入金が自動でできる
  • 指定した米国株を指定した日に自動買付できる

為替手数料最安でドルが購入できる

住信SBIネット銀行の外貨預金でのドル為替手数料は1ドル当たり6銭、外貨積立の場合1ドル当たり3銭と業界最安となっています。

楽天銀行の場合1ドル当たり25銭となっていますので、外貨積立では8分の1となっています。

さらにキャンペーンで1ドル当たり3銭~6銭の為替手数料が無料となることもあります。

米国株投資をする場合は住信SBIネット銀行でドルを購入して証券会社に入金し、外貨建て決済で株を買うのが、為替手数料最安となります。

SBI証券へのドル入金が自動でできる

最近サービスが始まったばかりですが、住信SBIネット銀行からSBI証券へドルの送金が自動で行われるサービスがあります。

住信SBIネット銀行で外貨積立を毎月行うように設定し、その後SBI証券への送金まで自動で行うことができます。

指定した米国株を指定した日に自動買付できる

SBI証券では米国株の自動定期買付サービスがあります。

予め決めた銘柄に、自分が設定した日時、株数で自動で買付を行います。

このサービスまで含めると住信SBIネット銀行でドル買付から、SBI証券へ送金、SBI証券で株の買付と全てを自動で行うことができます

しかも設定は無料で行うことができます。

こちらの記事で全自動米国株投資とその始め方を解説しています。

ずぼらな私でも簡単にできた!SBI証券と住信SBIネット銀行との連携で自動米国株投資 「○○日までに入金、○○日までに積立設定」といった期限って、何か別のことに追われていると、つい忘れちゃうことってありませんか? ...

まとめ

わかし

いかがだったでしょうか。

米国高配当株の投資は高配当ETFに投資をしておけば、分散してリスクを抑えつつ、手軽に配当金(分配金)をもらうことができるため、投資初心者にもハードルが低くて始めやすいと思います。

また買付をするときには、できるだけ低い手数料で買えるよう紹介したSBI証券などを活用するとよいと思います。

私が実践している高配当ETFの買付方法について記事を執筆中です。SBI証券と住信SBIネット銀行をつかって、為替手数料を最安に抑え、自動買付で手間を省いて投資ができる方法を紹介していきます。

米国高配当ETFのおすすめ銘柄についてはこちらの記事で解説しています

【2022年最新版 投資初心者に薦めたい】米国高配当ETFおすすめ4選 米国高配当株の投資は高配当ETFに投資をしておけば、分散してリスクを抑えつつ、手軽に配当金(分配金)をもらうことができるため、投資初心...

ABOUT ME
わかし
本業医療従事者|共働き3児父|兼業投資家|倹約×投資×副業×節税|米国株┊日本株┊暗号資産┊長期投資×短期投資┊つみたてNISA|資産形成に役立つ情報発信します|ご質問等お気軽にお問合せフォーム、コメント、SNSでご連絡ください

👆この記事が役に立ったと思ったらいいね!お願いします!

RELATED POST

コメントを残す